2008年03月04日

不愉快になるツボを知る

冷静に考えてみれば至極些細なことなのに、そこを突かれると自動的に不愉快モードになってしまう。そんなツボ、ありませんか?  そのツボの存在を知るだけで、自分の感情をかなりコントロールすることができます。

スポンサードリンク

 家庭で不愉快スイッチが入る私のツボは、「三度の食事が決まった時間にさっと出てこない。」です。

 我ながら思わず呆れてしまうほど、あまりにも単純な性格です。(そもそも男ってこの程度のものなのか、あるいは私だけが特別なのか。)

 誤解されないために予め言っておきますが、私は特に亭主関白というわけではありません。ただ決まった時間にお腹が空くだけです。また、不愉快モードになったからといってまわりにあたることもしません。あくまでも自分の心の中で思うだけです。

 最初、どうして不愉快モードになってしまうのか、自分でもよくわかりませんでした。

 だから、はじめのうちは、

 家族の態度が無愛想に感じたから。
 仕事が上手くいかず、いらいらしていたから。
 見たいテレビが特番で流れたから。

 ・・・と、そんなことが理由だと思い込んでいました。

 「でも、やっぱり何か違う・・・。何なんだろう。この感情は。」

 そういうわけで、いったいどういう時に不愉快スイッチが入るのか、共通する状況とは何なのか、私なりに今までを振り返ってみました。

 すると・・・

 「あっ、そういえばご飯がさっと出てこない。」

 例えば、私が帰宅する。すると家内の方も子どもの学校がらみのことで一日中走り回り、ぐったりしていることがあります。

 当然、すぐに食事の支度はできません。すると、家内の事情も十分理解できているはずなのに、なぜか自動的に不愉快スイッチが入ってしまう。

 「そっか。ごはんか。俺って、すごい単純!」

 これは決して偶然ではなく、自分としては非常に腑に落ちる理由でした。

 そのことに気がついてからというもの、私はたとえ同じような状況になっても不愉快になったり腹が立ったりすることはなくなりました。

 自分にはそういうツボがあるんだ、という自覚ができたからだと思います。

 

 振り返ってみれば、私達は自分の感情すべてをきちっと把握しているわけではありません。

 「どうしてそういう感情が出てしまうのか分からないんだけど、なぜか出てしまう。」

 そういうこともあるのではないでしょうか。

 おそらくそれは、過去の心的経験に基づいているのではないかと思います。 

 トラウマとかPTSD(心的外傷後ストレス障害)というほど大げさなものではないにしても、目に見えないほどの小さな心の傷は、今までの人生の中で無数に受けてきたはずです。

 その傷のほとんどはすっかり治っているのでしょうが、そのうちのいくつかは無意識的に少なからず影響を与えているのではないかと思います。

 私の場合も、おそらく幼少期のころ、ちょっとお腹が空いて嫌な思いをした経験でもあったのでしょう(なにせ無類の食いしん坊ですから。)。

 

 もし、自分でコントロールできない感情があると思ったら、一度どういう状況でそうなるのか振り返ってみるといいと思います。

 自分の心の暗い部分にちょっと光を当ててみるような感覚でしょうか。

  きっと、何か心当たりがあると思います。

 見つかればしめたもの。自分でコントロールできる感情エリアがクッと広がるでしょう。

 私のプチ心理学講座第1回でした。
ニックネーム shinri-myself at 14:29| プチ心理学講座